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2024/06/15 08:17

オシャレで機能的!新作「寄付道ニットポロ」の魅力に迫る


寄付道2024の完全新作、寄付道ニットポロ。森田先輩の「ジャケットを羽織っても襟が潰れないポロシャツを探してるんだけど、なかなかないんだよね」という一言から生まれました。

 寄付道グッズにするからには、よくある普通のポロシャツでは物足りない。寄付道2024とタッグを組んでくださった、様々なブランドを手掛けるデザイナーの平塚高志さんと、アパレル関係の仕事に携わる47寄付道プロジェクトの大川リーダーに、寄付道ニットポロにぎゅっとつまったこだわりとその魅力について、お話を伺いました。

(寄付道ニットポロ全ラインナップ)

(左:47寄付道 大川リーダー、右:デザイナー 平塚さん)


―なぜニットのポロシャツになったのですか?

大川:今年ならではの新商品を検討していたときに、以前同じ会社で働いていた知人を通して平塚さんを紹介してもらいました。初めてお会いしたとき、ジャガード編みが面白い、というお話をされたんです。

平塚:今回タモリさんが関わっていらっしゃる企画だと聞いたので、トラッドとユーモアの融合みたいなものをイメージしました。ジャガード編みなら生地に柄を出すこともできるので、オリジナルの面白い商品ができるんじゃないかと思って。ジャガード編みのニットポロはどうか、とご提案しました。

大川:私もその場で「いいですね!」となって、即決でした(笑)


―「ジャガード編み」って何ですか?

平塚:特殊な編み機を使って、糸から生地を作る段階で柄を出す編み方のことを、ジャガード編みといいます。柄に合わせて複数の糸を組み合わせているので、プリント柄に比べて独特の立体感が出るのが特長です。 



大川:森田先輩をモチーフにして小玉さん(高53回)がデザインした、寄付道のキャラクター・イグアナくん柄を生地の全面に入れています。ブルーとブラックは柄がわりとはっきり見えますが、イエローとJAZZは、近くで見るとあまりわからないけど遠くから見ると、ほら、イグアナくんが浮かび上がってくるでしょう。


(寄付道ニットポロ 左:ブラック、右:JAZZ


―ああ、たしかに!「JAZZ」っていうのは色の名前ですよね?

大川:そうです。糸見本を見たときにJAZZというシリーズがあって、森田先輩がジャズ好きなのはよく知られていますし、寄付道で扱うならこれだ、と。他の色も「杢(もく)」といって濃淡混ざった深みのある色ではあるのですが、JAZZにはもっと多くの色が入っています。これが、ジャズを演奏するいろんな楽器やリズムを表現しているようで、面白いと思ったんです。この複雑な色合いが、雰囲気もあっておしゃれですよね。


―素材にもこだわっていると聞きました。

平塚:愛知県の一宮市で60年近く商売をされている「長谷川商店」という会社の糸を使っています。一宮は国内有数の繊維の町です。長谷川商店さんは歴史と実績のある会社で、技術力にも信頼がおけますし、何より確固たる美意識をお持ちです。このニットポロには、リネンとシルク、コットンを使用しています。リネンは通気性、シルクは肌触りや吸湿性の良さ、そして上品な光沢が特長なので、素材の良いとこ取りができているのではないかと。




―いちばん苦労したのはどんなところですか?

大川:やっぱり襟ですね。森田先輩にはサンプルができたときに商品写真を送って確認をお願いしていたのですが、その後わざわざメールで「できるだけ襟が立ち上がるようにしてほしい」というご要望をいただいたんです。これはどうにかして応えたいと思って、試行錯誤しました。

平塚:素材にこだわって、できるだけ着心地が柔らかくなるようにしているのですが、そうなるとどうしても襟もペタっとしてしまいます。襟がふんわり立ち上がって見えるように工夫を重ね、やや首に沿うような設計にして、最終的には、襟先に小さなスナップボタンを付けたんです。シャツでいうところの、ボタンダウンの仕様にしました。ニットなので、さすがにシャツのような立ち上がりにはならないのですが、このスナップボタンのおかげで、襟の返りの自然な膨らみが出ていると思います。

大川:これだとニットポロにありがちな、着ていて襟がパタパタするようなこともないので、ジャケットを羽織っても襟がきれいにまとまります。森田先輩にもOKをいただけました。



―ポロシャツというとスポーティーなイメージがありますが、たしかにこれならジャケットにも合いますね。

平塚:袖口と裾の仕上げは、縦に伸びるシマ模様が特徴なのですが、伸縮性に富んだ編みを少しワイドにすることで、カジュアルすぎずドレッシーすぎない、絶妙な雰囲気を作っています。

大川:裾はボトムスにインしても外に出してもかっこよく決まるので、いろいろな着こなしが楽しめると思います。もちろん1枚で着てもサマになりますし、ジャケットと合わせてビジネスにも、あとはゴルフにも良さそうですね。

―むしろ一般的なポロシャツよりも、使えるシーンが多そうですね。今週末は父の日ですし、プレゼントにも良いかも!

大川:はい、ぜひ。予約販売なのでお届けは8月末以降になりますが、それまで楽しみにお待ちいただけたらと思います。11月の首都圏総会には、寄付道ニットポロを着て来ていただけると嬉しいです。何か特典を用意しようかな。季節的にジャケットが必要だと思いますが、ニットポロならジャケットにも合いますので(笑)